・∵・☆ 夏



暑い夏・・・
季節がお肌に与える影響を知っておくことは
健康な素肌づくりにとても大切なことです。

気をつけなければいけないのは、
紫外線、汗、冷房です。

 

◆紫外線(UV)
紫外線は3種類(波長の長い順に)
紫外線A(UVA)
 
サンタン光線、皮膚の深い部分まで浸透し、布良に色素を酸化し黒くします。
紫外線B(UBV)
 
サンバーン光線、エネルギーが強く、強力。
 毛細血管が拡がり炎症を起こしヒリヒリし、やけど状態と一緒です。
紫外線C(UVC)
 皮膚がんになります。
 通常地上には届かないとされていましたが、オゾン層の破壊に伴い心配されています。

紫外線はビタミンDを形成したり、
殺菌効果があったり、良いこともあるのですが・・・。

紫外線を浴びると「活性酸素」が急増
メラニン色素が増え、しみの原因になります。

また「過酸化脂質」体のサビをつくります。

新陳代謝が衰え肌の老化につながります。

潤いやハリを保つコラーゲンがダメージを受け、
肌が乾燥します。
オゾン層の破壊も問題となり
有害な紫外線が増加してしまいました。
健康のためにわざわざ
積極的に日光浴をする必要はありません。

 

紫外線は紫害線とも言われ、お肌への影響大です。

紫外線はお肌の日焼けだけではなく、
細胞DNAまで傷つけてしまうことがわかりました。

紫外線は予防が大切です。

毎日の生活紫外線(庭の手入れ、洗濯物干し、
買い物、ごみだしなど)も
あなどれません。

子供の頃からの紫外線の蓄積も影響するので、
子供の頃から予防がホント大切です。

そして、眼から入る紫外線も
白内障の原因になったり、
なんとお肌にも影響を与えます。
ご存知でした?
眼から入った紫外線でシミになるなんて、
考えられないような事実です。

眼は大切にしてくださいね!?

 睡眠不足や疲れている方も
紫外線の影響を受けやすくなっています。

そして、食事によっても
紫外線の影響を受けやすい物もあります。
キュウリ、いちご、レモン、セロリ、
パセリ、いちじくetc.
身体に良い食べ物ばかりですが、
ソラレンがUVの吸収率を高めます。
外出前に食べるのは控えたほうが良いです。

また、薬を飲んでいる方も
紫外線の影響を受けやすくなっています。
(安定剤、抗がん剤、降圧剤糖尿病の薬、ピルetc.)

お肌が乾燥している方も
紫外線の影響を受けやすくなっています。

 

曇りでも紫外線はふりそそいでいます。

曇りでも日傘を差しましょう。


うす曇・・・・・・80%
曇り・・・・・・・・・・50%
雨・・・・・・・・・・・・・35%
建物の中・・・・10%
アスファルト、水面、芝生、土etc.の
はねかえりもプラスされることお忘れなく!!

女の子だけのヒ・ミ・ツ・・・

生理前は日焼け要注意です。
黄体ホルモンの関係で日焼けしやすいのです。
紫外線対策は1年を通して必要です。


◆汗

汗は体温を調節してくれます。
皮膚のpHを弱酸性にして雑菌の繁殖を防ぐ働きがあります。

でも、多量に汗をかくとお肌にダメージ与えます。

pHはアルカリに傾きNMFが流出されやすくなります。
汗の水分でふやけ、皮膚表面ははがれやすくなるため

バリヤ能が低下したり、汗の出口がふさがれ汗腺に汗がたまって

痒みが出たり水ぶくれになったりしてあせもになります。

 


◆冷房

熱中症対策でも冷房は欠かせませんが、

温度設定に注意が必要です。

温度と一緒に湿度も下げます。

お肌にとって冬状態に居るのと同じです。

また、温度差でお肌の生理バランスを崩しやすくします。

車のエアコンも注意が必要です。



夏の環境を知り、

お肌のお手入れ対策気をつけましょう。

夏の基礎美容ポイント

①お肌を清潔に・・・W洗顔
朝夕のW洗顔(クレンジング+洗顔)が基本です
お肌に負担がなく油性の汚れを落とすのはクレンジングです。

朝も夜つけたクリームの基材が汚れとなって皮膚表面にあるのでお肌負担のことを考えて、朝もW洗顔お勧めです。 


②皮膚を整える・・・整肌肌粧水
本来健康なお肌は自然に弱酸性に戻すという中和脳があるのですが、
トラブルがあるとお肌のpHはアルカリに傾き不安定になります。

お肌を弱酸性に保ち維持する緩衝作用のある整肌肌粧水でお肌を整えましょう。 


③ダメージをリセット・・・消炎、抗酸化、NMFなど

過酷な夏の環境で起きる様々なダメージを早めにリセット。

炎症を鎮めたり、紫外線で発生した活性酸素の除去、汗などで流出したNMFを補いましょう。 


④紫外線からの保護・・・日焼け止め

スキンケアの日焼け止めでお肌に負担をかけずに紫外線をしっかり防ぎ、ダメージも最小限に防ぎましょう。

汗で流れにくい耐水性のある日焼け止めを選ぶのもポイントです。